小岩で痛みの少ない治療を提供する歯医者。噛み合わせを重視した高度な治療を行います。
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-2018年01月19日-
いつも当院のブログをお読みいただきありがとうございます。
1月もすでに半ばを過ぎ、暦の上では一年で最も寒さが厳しい「大寒」を迎えます。このように寒くて乾燥した日が続くと大流行するのが「インフルエンザ」です。すでに幼稚園や学校ではインフルエンザの流行により学級閉鎖などになってしまったところもあるようで、今後しばらくの間は十分な注意が必要です。
ところで皆さんはインフルエンザの予防と聞くとどんなことを思い浮かべますか?多くの方は「マスク着用」「うがい」「手洗い」などが主な答えになるのではないでしょうか?実は皆さんが日常的におこなっているある行動が、有効な予防策として見直されてきています。それは、歯磨きをはじめとする「お口の中のケア」です。
口の中の歯ぐきや頬の粘膜などに付着したインフルエンザウイルスは、口内にいる細菌の成分に触れると体内に侵入しやすくなります。つまり口の中の細菌を歯磨きやうがいなどの口内ケアで極力減らすことで、インフルエンザの感染リスクを少なくすることができるのです。
これは高齢者を対象にした研究の結果ですが、口腔ケアをしっかりおこなった人の方が、おこなわなかった人よりインフルエンザに感染しなかったそうです。
◆口腔ケアをおこなった人
⇒98人中 1人感染
◆口腔ケアをおこなわなかった人
⇒92人中 9人感染
※東京歯科大学 石原和幸教授の研究より
そこで口内ケアをおこなう際のポイントをいくつかご紹介させていただきます。
①重点的に口内ケアをするタイミングについて
ひとつは外出先から帰ってきたときで、外で取り込んでしまったウイルスを取り除くことが重要です。もうひとつは寝る前で、極力口の中の菌を少ない状態にしてお休みすることが大事です。なぜかというと、お口の中の細菌は夜寝ている間に最も増殖するからです。
②磨く場所について
ブラッシングをおこなう際に歯はきちんと磨くと思いますが、実は舌も汚れがたまりやすくケアが必要です。ハブラシでゴシゴシ磨いてしまうと舌の表面を傷めてしまうので、市販の舌ブラシやガーゼなどの柔らかい布を棒に巻きつけて優しく磨くことがポイントです。
③うがいのしかたについて
うがいをする際に大事なのが「口に含む水の量」です。少ない水の量で強く口内をすすぐことで、付着したウイルスが洗い流されます。またブクブクうがいの後にガラガラうがいをすると、より効果的です。
上記のようなケアを実践していただき、健康で健やかな毎日を過ごしていただければと思います!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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